睡眠中にガクッとなる理由について

睡眠中に体がびくつく

睡眠中に体ががくっと起き上がるように動かすか違います。
そのまま起きるような人もいますが、また眠りにつくような人もおり、授業中にこれをやると先生に睨まれてしまいます。
特に赤ん坊や子供だと頻繁に見られるような現象であり、心配になる方もいるでしょう。
しかしこのような現象は特に病気ではなく、子供でも大人でも生理的に引き起こるものです。

医学的にはミオクローヌスと呼ばれており、筋肉が一時的に自分の意志に反して突発的に速く動くことをいいます。
一部分の筋肉だけが動く方も、体全体がびくっと動く方もいます。

これが起きる原因としては、安定しない体勢で眠っているときに起こりやすいです。
体が安定せずに眠っていると、体が傾くと脳みそが転倒すると勘違いし、これを防ごうと手足を一時的にびくっと動かすのです。

眠りの浅いときに起きやすく、この現象は短い時間で終わります。
また体が疲れていたり、ストレスの多いときや、カフェインを多く摂取している時も起きやすいです。
さらには夢を見ているような時にも起こり、崖から落ちるような夢を見ると突発的に体を動かすことがあります。

どうしても気になるという方は、日中の疲れを溜めないようにして、心地よい布団で眠りリラックスして、気候にあったパジャマを着て眠りましょう。
一時的に起こるミオクローヌスは生理的な現象であり、病気に繋がることもないので、特に心配する必要はありません。

繰り返し起こる場合

誰でもミオクローヌスは引き起こるものであり、一時的に起こるなら何ら問題はありません。
しかしこれが長く続いたり、周期的に起きるなら病気の可能性があります。
肝不全や腎不全などの病気が原因である場合や、頭部の外傷によって引き起こることもあります。
また突発的な動きを繰り返して発作になることもあるので、注意が必要です。

もしも断続的にミオクローヌスを引き起こしているなら、病院に行って検査して治療すべきです。
ミオクローヌスによって目覚めたとき以外は自覚しにくいので、他の人が気づいて病気と知ることもあります。
治療をするとなると薬物治療を行い、痙攣を止めるような薬を使います。

断続的に続くミオクローヌスはてんかんと似たような症状であり、てんかんと勘違いする人もいます。
しかしてんかんは発作によって引き起こる現象であり、ミオクローヌスは筋肉の部分的な痙攣のことを言います。
どちらも似ているような症状を見せますが、その原因となるのはまったく違います。
そして重要なのがそれがミオクローヌスであれば、将来的にてんかんになることがないということです。
ただしてんかんの症状の一種として引き起こることはあります。