体内時計と睡眠の関係性について

体内時計とは?

体内時計という言葉は誰でも知っていますが、その意味はなんでしょうか?
体内に時計のようなものがあるのでしょうか?
私たちは毎日夜になったら眠って朝になったら起きるというリズムで生活しており、これは外が暗くなったり明るくなるのにあわせているのではなく、体内の体温や血ある、ホルモン量などの変化にあわせて生活を行っていると言われています。

この体の中の状態の変化が体内時計と言われており、実は視床下部の近くに体内時計の役割を果たす器官があります。
この器官が末梢の細胞に働きかけて、体内のタンパク質合成や抑制などを行い、毎日時計のようにリズムを刻んでいると考えられています。

しかし体内時計は、通常の時計と同様に24時間周期かというとそうではなく、24時間から26時間ぐらいだと言われており、通常の人なら25時間か26時間周期だと言います。
短い人だと24時間10分ぐらいの人もいます。
つまり1日24時間で生活している私たちは、体内時計との差は毎日開いていき、普通にしているとどんどんリズムが崩れます。

しかし人は朝起きて太陽の光を浴びることによって、体内時計をリセットして1日24時間にあわせているのです。
そのために、朝起きてカーテンを開けて日の光を浴びることによって、体内時計もリセットされて、毎日正しく生活をすることが出来るのです。

体内時計が狂うと睡眠障害になる

体内時計がうまく機能していないと睡眠障害になり、睡眠障害になると体内時計のリズムは崩れて、この2つは密接に関係しています。
体内時計が狂っていると、24時間のリズムにあわなくなりますので、いくつかの障害が出てきます。

学校や会社に行く時間になっても眠いままである。
夜眠ろうと思ってもなかなか眠れず、日中に眠くなってしまう。
朝方まで眠れず昼頃まで眠ってしまう。
などのことが起きる可能性があります。
もしも日中に活動を行っているなら、夜眠って朝起きるという生活を繰り返していけば、自然と体内時計も修正されていきます。

問題は夜勤で夜仕事をしているという方です。
このような方は夜眠って朝起きるという生活は出来ませんので、どうしても周囲の生活スタイルとは違う生活をしなくてはなりません。
夜勤でも体内時計を狂わせないようにする方法としては、一つは夜勤中に仮眠を取ることです。
夜勤だと8時間以上の仕事となることも多いので、仮眠の時間があることも多いです。
ただし夜勤だと仮眠して頭をすっきりさせても仕事の効率アップには繋がらないことが多く、夜勤明けは運転などをするなら事故に注意すべきでしょう。
そして夜勤は高齢になるまで長く続けるような仕事ではないと自覚すべきです。