「夢遊病」について

夢遊病

夢遊病というと眠っている間に動いて歩いたりする病気であり、睡眠障害の一種で睡眠時遊行症と言われます。
脳が眠っている状態でありながら体は動き、そのために部屋の中を移動したりします。
症状は人によって様々であり、部屋の中を動くだけの人もいれば、着替えて冷蔵庫の食べ物を食べたりするような行動をする人もいます。

10歳未満の子供に多くみられる症状ですが、中には大人でも発症する人はいます。
子供の場合は成長とともに自然と完治する事が多く、大人の場合は治療が必要です。
子供だと夢遊病と同時に、夜驚症という寝ているときに叫ぶなどの症状を見せることもあります。

子供の夢遊病は自然と治ることが多いので、親御さんは寝ている間に怪我などをしないかを見てあげれば良いです。
大人の場合は、治療が必要となりますが、治療は薬物治療をメインとして行っていくこととなります。
もしも自覚がある方は、まずは睡眠外来を訪れて検査すると良いでしょう。
そして睡眠外来で検査したときは、夢遊病だと思っていても、他の睡眠障害の症状が見つかることもあります。

治療方法

夢遊病の原因としては睡眠中に脳が部分的に覚醒することで起きます。
子供の場合は脳が発達している段階であり、睡眠を制御することが上手くできないことで症状が出ます。
大人の場合は何かしらの原因があり脳の一部が覚醒しているのは間違いないですが、原因ははっきりしていません。

治療を行う場合は、睡眠薬や抗うつ剤を使用します。
しかしこれらの薬の種類はいくつもありますので、自己判断で使用するのは危険であり、必ず医師の診断のもとで使用しましょう。
自分で使用して夢遊病を悪化させるケースがあります。

薬物療法では夢遊病の根治は難しく、薬をやめれば再発することもあります。
しかし夢遊病によって外に出てしまうなどの場合は事故にあう危険もあるので、薬を使用した方が良いです。

夢遊病の症状を出すような原因は、ストレスやアルコールや時差や不慣れな環境などがあり、これらは直接的な原因ではありませんが、夢遊病を悪化させることになります。
このようなことは睡眠の質を下げる行為であり、それにより脳の一部がより覚醒しやすくなるのです。
また生活リズムが崩れると、本来眠るような時間でも起きているので、深い眠りに入れず、これも夢遊病を悪化させます。

このようなことによって夢遊病を悪化させているなら、これらを改善するのに越したことはありません。
また夢遊病の人は、自身がその症状を発しているという自覚がないので、まずは自分が夢遊病であるということを自覚しないとなりません。
起きると外からの侵入の形跡がないのに、部屋の物が動いていたりすると夢遊病になっている可能性があります。