不眠症と過眠症

不眠症と過眠症

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不眠症とは

不眠症とは、入眠障害や中途覚醒、早期覚醒や熟眠障害などの睡眠障害のこと。
ほとんどの場合、1か月以上続き、日中の生活にも支障を来してしまうことが多く、早期治療が必要です。

日中に起こる症状といえば、倦怠感や意識・意欲の低下。
集中力の低下や食欲の低下などがあります。

不眠症の原因は主にストレスだと言われていますが、薬の副作用や病気が原因だとも考えられています。
その原因にあった対処法が必要なため、一概に何をすれば治るとはいえません。

「眠ろうとしても寝付けない」というのは入眠障害の典型的な症状で、中途覚醒というのは「眠りが浅くて何度も目が覚める」というもの。
国民病とも言われているほど日本人は5人に1人がなんらかの不眠症状を抱えているので、最近では病院でも専用の外来を設けるなどの対応がなされています。

不眠症は「睡眠時間」が問題ではありません。
3時間ほどの睡眠で間に合う人もいれば、9時間以上寝ないと活動できない人もいます。
「日中の活動に支障を来す」ことが問題ですから、睡眠の質を改善することが大切です。

過眠症とは

過眠症とは大きく分けて3つの種類があります。
1つはナルコレプシーと呼ばれる、「日中の耐え難い眠気と居眠りが生じる」という過眠症状。
突然、体の力が入らなくなったり、入眠時に金縛りにあったりします。

現実と夢がどっちかわからなくなってしまうような体験をするのも、ナルコレプシーと呼ばれる症状の一つです。
ナルコレプシーは、日本人で600人に1人程度、世界で見ると、10万人中15~47人が発症するとされています。

次に、特発性過眠症と呼ばれる過眠症状は、昼間の眠気を主な症状とするもの。
リフレッシュ感が乏しいことが特徴的で、夜間睡眠が10時間以上と長い場合があります。

最後に、反復性過眠症と呼ばれる10代、特に女性よりも男性が発症する確率が多い過眠症は、強い眠気が襲う期間が3週案と持続して、自然と回復して症状がなくなるというもの。
これは、不特定の感覚で起こる症状で自然に治ることから気が付かない人も多いと言われています。

過眠症は、脳内の覚醒維持機能異常、または、その他の原因により、夜中に睡眠障害があることが原因として考えられます。
過眠症だとは中々気づかない人が多いので、注意が必要です。

厚生労働省が運営する「e-ヘルスネット」というサイトでは、不眠症や過眠症について、詳しく紹介されています。
食生活や運動による不眠・過眠への影響なども知ることができるので、ぜひ参考にして下さい。
>>e-ヘルスネット|厚生労働省

不眠症と過眠症の主な原因

不眠症と過眠症、どちらも同じ睡眠障害ですが、原因はほぼ決まっています。
どちらも、体の病気が原因、またはストレス、生活習慣や薬の副作用が原因です。

睡眠中の環境が悪いことも考えられます。
騒音や光が気になって、眠れない、騒音のせいで眠りが浅く過眠気味になってしまう。
ということもあるので、環境を改善することで解消できるかもしれません。

「眠れない」「日中に眠ってしまう」そう不安感を持ってしまうと更に睡眠障害は悪化してしまうでしょう。
そこで、そういった不安や緊張にさいなまれないよう不眠や過眠症状に気付いたら早めに病院を受診しましょう。

睡眠障害の方の多くが「睡眠導入剤」や「精神安定剤」の使用で、改善されています。
薬に頼りたくないと言う方は、自宅でできる改善方法を試してみましょう。